再々起動(秋山)
はい、卒業式ウィークも終わりまして、涙を枯らしての稽古再開です。
演出のBobさんは、酒とタバコとカラオケで喉を枯らしながらも、ビスコを食べていました。ひどいなぁ。
私、上田から電車で伊那までやってきているわけですが、上田駅から電車に乗り込んでまもなく、そいつはいきなりやってきました。
そう、鼻血です。
2年前の春公演で、舞台上で流血騒ぎを起こしている私にとって、電車内での暴発等は既によくあるケースです。
直ぐさま鼻を抑えトイレに駆け込み→トイレットペーパーで受けながら止血→最後に手を洗って解決。
と、なるはずだったのですが。。
トイレのドアを開けると、そこは不思議の国でした。
嘘です。しかしトイレは非常用梯子が占拠し、紙はなく、水も出ないという最悪の状況。頑張ってください、しなの鉄道。
血だらけの両手を前に、すごすご席に戻るも、ティッシュが直ぐに取り出せる所になく、あふあふする有り様。
その惨状を向かいに座った子供だけが気づいており、かなり焦りました。
そうこうしているうちに、周囲の方々から助け船が。
中でも「それナイス~!」を連呼するおばちゃんの手厚い看護には本当に感謝、感謝です。
多くの人に支えられてこの世界は出来てるんだな、と感じられた一件でした。
もうきっと助けてくれた方々に会えることはないのかもしれないですが、この恩を、少しでも“農業少女”を見に来てくださるお客さんに還元できたらなと思いました。
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